カテゴリ:みよし市の不動産売却 / 投稿日付:2022/04/25 17:00
こんにちは。センチュリー21長谷川の中山です。
空き家の問題は昨今の大きな社会問題の一つです。
空き家が総戸数に占める割合は過去最高の数値になっています。
その中でも、賃貸用や売却用の空き家よりも、放置された空き家が年々増加しているのです。
空き家が増える原因はどこにあるのでしょうか?
まずは、「少子高齢化」。そして「地方の過疎化」です。
人口や世帯数の減少が進行し始めると、居住しない住宅は増えることになります。
後々相続で実家を引き継いだりもという話もあるかと思いますが、雇用体制の整っている地域なら転居の選択もあるものの、現実的ではなく、空き家が増えていく。という流れになってしまいます。
なぜ空き家が社会問題になるのでしょうか?
それは管理状況が良くないために起こるケースが多々あります。
空き家を放置しておけば、腐朽や破損が多くなり、不法投棄の場や雑草が生い茂って近隣に迷惑がかかってしまいます。
こうした空き家問題を解決する一つの政策として、「空き家対策特別措置法」が2015年に空き家を放置したままでは許されない。という意識から施行されました。
この法律では、防犯や景観、衛生面での危険や害があると「特定空き家」というものに認定され、木の伐採や住宅の取り壊しや勧告、しいては行政代執行もできる法律です。
「特定空き家」に認定されてしまうと、固定資産税の軽減措置がなくなり税金は6倍になってしまいます。
厳しく聞こえますが、それだけ法律で取り締まっていかなくてはいけない状況ということです。
最近では所有者不明の不動産も多く問題になっていますが、この4月に所有者が分からない土地の問題を解消するための関連法が可決され、2024年をめどに土地や建物を相続した日から3年以内に登記が義務づけられるようになります。
空き家の活用方法として、賃貸として貸し出す方法は賃料収入が得られるメリットがありますが、リフォーム等必要な場合はコストがかかってしまうこともあります。
空き家を活用することが難しい場合は、最終的に「売却」の選択になるかと思います。
活用というと、不動産に慣れない方は不安に思うこともあると思いますが、物件や立地に合った方法を選ぶといいでしょう。
こんなお悩みをお持ちの方はいつでもセンチュリー21長谷川までご連絡ください。
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センチュリー21長谷川
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