カテゴリ:みよし市の不動産売却 / 投稿日付:2021/10/22 05:15
こんにちは。
センチュリー21長谷川 の加藤です。
本日のテーマは、不動産を売却する際の査定はどこを見るのか?についてです。
不動産の査定には、大きく分けて「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定(現地査定)」があります。
簡易査定は、大体の場所や築年数・間取りなどに応じて住宅価格の相場があり、その相場から価格が決定されます。
インターネット上で依頼できる一括査定などは、この部類に入ります。
家の売却などを迷っている時や目安を知るのには、こちらが向いています。
ただし、こういった机上査定ですと極端に高い査定を出してくる不動産業者もありますので要注意です。
訪問査定ではどこを見るのでしょうか?
売主さんから仕事の依頼を頂けるかどうかの大切なポイントですので、不動産業者も真剣に価格を出してくるでしょう。
訪問査定では、売主さんと仲介業者立ち会いの元、確認しながら査定します。
住宅は、同じ築年数でも、設備の状態や方角、立地条件等をひとつひとつ比較することで、価格差が出てきます。
こういった細かい条件を価格に反映させることができるのが訪問査定のメリットであり、本格的に売却を考える場合、
必ず実施致します。
ですから、きちんとした査定金額を算出してもらうには数日間の時間を見ておきましょう。
それでは、不動産業者は土地・建物のどこをポイントにして見ているのでしょうか?
建物価格は、新築の価格を査定し、次に経過年数に応じて建物価格を下げていく方法をとります。
耐用年数は、居住用の木造建築は22年、鉄筋コンクリート造なら47年と定められており、耐用年数に近いほど
査定価格は、低くなることが多いです。
土地は周辺土地相場が基本となり、整形地であるかも影響します。
土地・建物のチェックポイントとしては、
(1)敷地の形状と住宅とのバランス:正方形が理想で、使用しやすい長方形であればOKです
(2)室内のインフラ:上下水道の状況やオール電化、ガスなどの状況
(3)住宅の状況:傾きや地盤沈下がないかどうか、外壁にひび割れがないかなど
(4)内装の概要と間取り:壁紙や床材などの概要や間取りの使いやすさなどの確認
以上があげられます。
次に周辺環境をチェック致します。
ポイントとしては、
(1)敷地の境界:隣家との距離や境界線がはっきり確認できるか
(2)越境物の確認:境界からはみ出しているものがないか
(3)道路幅員:接地している道路との距離。2ヶ所以上接地している場合は両方換算します。
(4)近隣の環境:日当たりや電線の有無・高架橋などの日陰になっていないか
(5)騒音やにおい:家の前にゴミ置き場がある、排水路の近くに家がないかなど
(6)治安:郊外で溜まり場になってしまうコンビニは敬遠されるが、
商店風の付き合いがあるコンビニは住宅街で重宝されるなど
以上、目安として挙げさせていただきました。
住宅の状況や周辺環境などは、すぐに変わったりしないので査定額を大きく変動させることはありませんが、
査定価格には、社会情勢や株価・ローンの金利状況など不動産需要の増減で差が出る場合もあります。
売却するタイミングも意外と重要になりますので、ご注意ください。
不動産を売却する際の査定は、
どうか センチュリー21長谷川 にご依頼下さい。
親切・丁寧をモットーにご対応致しますので、よろしくお願い致します。
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